FX取引で収益を得るために必要なのが、チャートの分析です。
これを理解しないと何も始まらないよ!
FXのチャートを理解、分析するために必要な情報や、チャートと組み合わせたいテクニカル分析などを紹介していきます。
FXチャートとは
チャートとは、過去の為替レートの値動きをグラフ化したものです。
FXではチャートを見て分析しながら、将来の為替レートの動きを予測しています。
FXで利益を上げ続けるなら、チャートの見方を覚えるのは必須です。
FXの相場分析方法には、経済活動や資金需要(資金の流れ)の基本的な要因や情報を基に分析を行う「ファンダメンタルズ分析」とチャートやテクニカル指標を用いる「テクニカル分析」の2種類があります。
一般的にファンダメンタルズ分析が中長期のトレードに適しているのに対し、テクニカル分析は超短期から中長期まで幅広く応用することが可能です。
ここでは過去の値動きから将来の値動きを予測する「テクニカル分析」について説明していきます。
チャートの種類
チャートには主にローソク足、バーチャート、ラインチャートの3種類があり、一般的に使われるのはローソク足チャートです。
ローソク足チャートとは?
ローソク足チャートの特徴として、相場の強弱や方向性が一目で簡単に把握できる点が挙げられます。
ローソク足は1本の実体とヒゲで表現されるのですが、この中で、始値(はじめね)、高値(たかね)、安値(やすね)、終値(おわりね)の四本値と、値上がり(陽線)か、値下がり(陰線)かを把握することができるのです。
4本、つまり4つのデータを内包して1本のローソク足を形成しています。
下の図を参照!!
ローソク足は他のバーチャートやラインチャートに比べて多くの情報をシンプルに表します。
その形状を見れば一目で多くの情報を簡単に把握できるのは他のチャートに比べて強みと言えるでしょう!
チャートの縦軸と横軸
チャートを開くと、縦軸と横軸に数字が表示されていることがわかります。縦軸は価格を表し、横軸は時間を表しています。
この2軸によって、時間の経過とともに価格がどのように変動したのかを一目で把握することができるのです。
チャートには分足(ふんあし)、時間足(じかんあし)、日足(ひあし)、週足(しゅうあし)、月足(つきあし)など、様々な時間軸があります。
チャートの横軸を短い期間にして当日や2、3日の値動きを見たい場合には、「1分足」や「5分足」「15分足」を使うと良いでしょう。
時間軸を短く設定することで、直近の値動きがわかります。
一方、チャートの横軸を長い期間にする場合には、「日足」「週足」「月足」を使うといいでしょう!
「日足」はローソク足1本で一日の動きを描き、週足は1週間の動きを描きます。
時間軸を長くすればするだけ、過去から今日までの値動きの遷移がわかります。
僕の手法では、長期足から順に分析し、相場の環境認識をする手法を使います!
具体的には、
月足⇨ 週足⇨ 日足⇨ 4時間足⇨ 1時間足⇨ 15分足⇨ 5分足
この順番に分析していきます。
これは、初心者でも理解しやすいシンプルな手法で、長期間の値動きを確認してから、徐々に短期的な値動きを見ていき、最後に自分の取引する時間軸を確認する方法です。
そうすることにより、相場の環境認識を正確に行うことができます。
ローソク足チャートを用いてFX相場を分析
ローソク足チャートは歴史が古く、様々な分析方法がありますが、1本のローソク足の形に着目するだけでも、相場の反転の可能性を探る場面で役立つ場合があります。
ここでは、1本のローソク足の形に注目し、どのような状況でどのような足が出現したら、相場の反転の可能性が高まるかをご紹介していきます。
同時線
同時線は実体が短く、上下にヒゲがついた漢字の十の字のような足です。
買いの勢力と売りの勢力の力が均衡し、迷っているような状況であり、トレンドがピークに達している可能性を示しています。
このため、上昇中、下落中のいずれかで出現しても、価格のトレンドが転換する可能性が出てきていると考えられる足です。
上ヒゲが長い足
上ヒゲが長いということは高値を試したものの、売り圧力が強く、押し戻されてしまったということを示しています。
高値圏でこのような足が出てくると、上昇過程で構築された買いポジション保有者が、上昇のピークと考え、大量の利益確定売りが行われた可能性があり、その後、含み益が減ることを恐れた買いポジション保有者の利益確定、損切りなどが増え、下落に転じる可能性がある状態と考えられます。
安値圏で出現した時は、少し意味が異なります。
つまり、安値圏で出現した場合は、下落基調がピークと考えた利益確定の買いが増えたこと、再度売りが強まったものの、下落の勢いは以前よりも弱まっていることが多く、その後、利益確定が入りやすい状況になり、反発の可能性が高まっていると言えます。
下ヒゲが長い足
下ヒゲが長い足というのは本来、下がったところでは買いが入る強い相場を示していますが、高値圏で出てきた時は少し注意が必要です。
長い下ヒゲがつくということは、一度、利益確定の売りが強まったということで、高値のピークを感じた参加者が出てきたということです。
高値圏で推移しているということは、市場では買いポジションの方が優勢な状況と言えます。
そのような状況下で利益確定が入りだしたということは、再度、高値を探りに行く動きとなった時に、また、利益確定の売りが入ってくる可能性があり、流れが下落基調に転じる可能性が出てきているということです。
このため、この足は首吊り線や首吊り足などと呼ばれています。
厳密には株式市場などで、上に窓を開けるような動きとなった後に、この形の足が出現した場合を言いますが、普段窓の開かないFX市場でもこの形の足が出現した後は下値を探る動きが強まる可能性に注意が必要です。
安値圏で出てきた場合は意味が異なります。
下がったところで利益確定の買いが多く入ったような状態を示しており、下落トレンドが終焉を迎える可能性を示している状態となります。
つまり、これ以上下がらないと考えた投資家の利益確定買いが多く出た水準といえ、反転の可能性が高まるほか、下ヒゲの先が今後のサポートの候補の一つとなります。
大陰線
大陰線は長い陰線のことを言います。
どのくらいの長さから大陰線と言われるのかは、その周りの足を基準に考えるため、具体的な長さを示すことはできませんが、チャートを多数見ていくうちに徐々に感覚が掴めてくると思います。
大陽線
大陰線同様に大きく長めな陽線を大陽線と言います。
安値圏で大陽線が出現した後は上昇基調に転じる可能性が高まっていると言えます。
どの程度の長さであれば大陽線となるかは大陰線同様にその前後の変動率により異なるため、具体的な長さを示すことはできないため、チャートを見ながら、感覚的に覚えていく必要があると思います。
ローソク足チャートの見方のまとめ
ローソク足チャートは実体といわれる四角とヒゲと呼ばれる線の組み合わせで四本値の推移を示しています。
ローソクの形状と登場するタイミングで相場の反転の可能性を探ることができます。
同じ形状の足でも登場する局面によって意味が異なるものもあるため、どのような状況で出現したかということをしっかりと確認する必要があります。
相場の反転の可能性は相場分析を行う上で重要な情報の一つであり、エントリーや利益確定のタイミングを探る際に重宝します。
トレンドラインの見方、引き方、使い方
トレンドラインとは?
トレンドラインとは、チャートに引く補助線のことを指します。
相場には、一方の方向(上昇または下落)へ動き続けるトレンド相場と、特定の値幅で推移し続けるレンジ相場があるとされています。
トレンドラインは、チャート上の価格が、これらのどの相場にあてはまるのかを可視化するために引くラインです。
そもそも相場は、トレンド相場とレンジ相場の2種類しかありません。
一般的に為替相場はトレンド相場3割、レンジ相場7割と言われています。
トレンド相場は3割という少ない確率で発生しますが、1度発生したトレンドは長期的に継続する特徴があります。トレンドが発生し上手く乗ることができれば、大きな利益を期待することが可能です。
トレンドの発生を分析するためにも、トレンドラインの見方や引き方は覚えておきましょう。
トレンドラインの見方
トレンドラインは基本的にレジスタンスライン(上値抵抗線)とサポートライン(下値支持線)の2種類があります。それぞれの見方について、説明していきましょう。
レジスタンスライン(上値抵抗線)
レジスタンスラインは、「上値抵抗線」と呼びます。高値と高値をつなぎ合わせた線のことを示します。
相場が下降トレンドの場合に、価格がこれ以上は上昇しないと分析する線です。
価格がレジスタンスラインに到達したら、基本的には売りを仕掛けます。
ただしレジスタンスラインを上回ると一気に反対方向へ上昇する可能性もあるので、注意しましょう。
サポートライン(下値支持線)
サポートラインは「下値支持線」と呼びます。安値と安値をつなぎ合わせた線のことを示します。
相場が上昇トレンドの場合に、価格がこれ以上は下落しないと分析する線です。
相場がサポートラインに到達したら、基本的には買いを仕掛けます。
ただしサポートラインを下回ると一気に反対方向へ下落する可能性もあるので、注意しましょう。
トレンドラインの引き方
トレンドラインは、上昇トレンド・下降トレンド・レンジ相場によって、引き方が異なります。
トレンドラインの引き方に正解はなく、投資家によってそれぞれ違った引き方があります。
またFXでは長期足から短期足まで様々な時間軸が存在するため、どの時間軸でトレンドラインを引けば良いか迷うかもしれません。
初めは時間軸に関してそれほど意識する必要はなく、好きな時間足を選びとにかくトレンドラインを引きましょう。
トレンドラインは数多く引くことで、機能しやすい箇所が分かり上達します。
基本的には、上位足から引く練習をしてください!
ここではトレンドラインの引き方について解説するので、引き方の参考としてください。
上昇トレンド、下降トレンドの場合
相場が上昇トレンドの場合、2点以上の安値と安値を結ぶところにサポートラインを引きます。
相場が下降トレンドの場合、2点以上の高値と高値を結ぶところにレジスタンスラインを引きます。
レンジ相場の場合
相場がレンジ相場の場合、レジスタンスラインとサポートラインを引きます。
レジスタンスラインは2点以上の高値と高値を結ぶ線であり、サポートラインは2点以上の安値と安値を結ぶ線です。
水平に線を引くことからも、一般的に「水平線」とも呼ばれています。
またレジスタンスラインやサポートラインを引く際、ローソク足の実体かヒゲで迷うかもしれません。
どちらに引けば良いかについては明確な答えはなく、お好きな部分に引けば良いですが、実体よりのヒゲの方が高値や安値の位置が分かりやすいので、初心者の方はヒゲで引くことをおすすめします。
ちなみに僕はヒゲの先端に引くように統一しています。
トレンドラインの使い方
トレンドラインはエントリータイミングと損切り目安として使う、2通りの方法があります。
それぞれ詳しく解説します。
エントリータイミングの目安として使う
トレンドラインはエントリータイミングの目安として使うことが可能です。
例えば上昇トレンドの場合、2点以上の安値と安値を結ぶサポートラインを引きます。
相場が下落しサポートラインにタッチして、跳ね返されたポイントがエントリータイミングです。
下降トレンドの場合は、2点以上の高値と高値を結ぶレジスタンスラインを引きます。
相場が上昇しレジスタンスラインにタッチして、跳ね返されたポイントがエントリータイミングです。
レンジ相場の場合は、サポートラインにタッチし跳ね返されたら売り、レジスタンスラインにタッチし跳ね返されたら買いのタイミングです。
ストップロス(損切り)の目安として使う
トレンドラインは、ストップロス(損切り)の目安として使うことが可能です。
例えば上昇トレンドの場合、2点以上の安値と安値を結ぶサポートラインを引きます。
相場が下落しサポートラインにタッチしたが跳ね返されず、下抜けしたところで損切りです。
下降トレンドの場合は、2点以上の高値と高値を結ぶレジタンスラインを引きます。
相場が下落しレジタンスラインにタッチしたが跳ね返らず、上抜けしたところで損切りです。
レンジ相場の場合は、サポートラインの上抜けで損切り、レジスタンスラインの下抜けで損切りとなります。
以上が、FX取引になくてはならないチャートの見方と分析方法の基本中の基本です!
まずはしっかり、これをマスターしてくださいね!!!
いちおう、確認ですけど、あなたはどこの証券会社を使ってますか?
僕の場合、いろんな証券口座で取引してきたけど、一番良かったのがDMM FXでした。
ただあなたが一番使いやすいと思える証券口座にすることを優先してくださいね!
自分軸で行動してほしいですから!
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